注目度ランキング発表!平成で1番関心を集めたブロックチェーン導入事例【平成決定版】

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注目度ランキング発表!平成で1番関心を集めたブロックチェーン導入事例【平成決定版】

2019年も三分の一が経過し、日本では元号が平成から令和に変わりました。

振り返ってみるとブロックチェーンもまた平成の約三分の一を残した時期に誕生しました。
当ブログはブロックチェーン技術が発展を遂げ、ブロックチェーン=金融ではなくなった2019年から、ブロックチェーン導入事例のリリースが乏しい現状を打破すべく運営を開始し、おかげさまで多くの読者を獲得してきました。

また、当ブログでは今現在どの業界でブロックチェーンへの関心が高まっているのかをリアルタイムで知ることができるように記事ごとのアクセスランキングを公表しています。

平成にリリースされた記事の中で注目度の高かった上位5記事を振り返ってみましょう。

第5位 医療業界の常識を覆す、虹彩認識とブロックチェーンの融合による患者識別とデータ保存

医療機関にとって最大の問題の一つはヒューマンエラーによって生じるカルテや患者記録の不一致ですが、この記事で取り上げたPatientory,Inc.は、本人認証に虹彩認識技術を用いることで情報を患者固有のブロックチェーンと結びつけ、改ざんとエラーが不可能な医療記録にアクセスします。
プロジェクトはPatientory,Inc.単独ではなく、IrisGuardという虹彩スキャン技術に於いて優れた実績を持つ企業と共同で行われるものです。得意分野を分け合いながらソリューションを提供する魅力について紹介した記事でした。

https://blockchain-biz-consulting.com/media/wp/iris/

第4位 ステーキハウスから始める!食の安全を守るブロックチェーンソリューション

多くの国で有害成分を含んだ食品が生命の危機への懸念をも含んだ問題となっており、食品サプライチェーンの完備は、食品安全管理の観点から今多くの国々で求められています。
ステーキハウスFogo de Chaoは、食肉を追跡し、農場からどのようにテーブルまでたどり着いたのかを明らかにするためにブロックチェーンテクノロジーを導入しました。
Fogo de Chaoはダラスの3店舗でこの事業を開始し、現在では52の店舗にサービスを拡大させています。
食の安全に対してブロックチェーンがどのようにソリューションを提供できるのかの一例を示した記事でした。

https://blockchain-biz-consulting.com/media/wp/steak-house/

第3位 ペット業界でニーズが高まるブロックチェーン技術

ペット業界では長い間「いのち」をテーマに様々な議論がされています。
マイクロチップの導入でペットに関する情報管理は効率的になってきてはいますが、それでも記録できる情報量や安全性などといった多くの課題が残ったままです。
また、ペットショップの飼育方法や管理体制もブラックボックスになりがちです。
犬や猫などの様々な情報をブロックチェーンに記録することで、ペット業界における諸問題を解決することを目指すCogniPetのソリューションを紹介した記事です。

https://blockchain-biz-consulting.com/media/wp/pet/

第2位 スポーツ・健康に関するデータの収益化をブロックチェーンプラットフォームでこう実現する

モバイル端末を利用したスポーツのデータを管理するアプリケーションにもブロックチェーンが導入され始めている例としてBEATというプロジェクトを紹介しました。
BEATはスポーツをするたびに生成される健康データをブロックチェーン技術を使って収集し、そのデータを個人がスポーツジムなどのスポーツ関連企業に提供することで様々な対価を受け取ることを可能にしました。
2023年には2017年の4.5倍となる1100億USドルまで拡大すると予測されるモバイルヘルス市場において、どのようにブロックチェーンを活用することでビジネスに結びつける事ができるのかの一例を示す記事でした。

https://blockchain-biz-consulting.com/media/wp/sports-and-health/

第1位 フェアトレードに活用されるブロックチェーン技術。現状のフェアトレードが抱える問題をブロックチェーンが解決する

生産者が本当に適正な報酬を得ているのか。生産環境を消費者がチェック可能なシステムが足りない。生産物が本当に安全なものなのかを確認できない。などといった問題点が指摘されるフェアトレードにおいて、コーヒー製造の農園、所在地、豆の品種までをブロックチェーン上で記録し、信頼できる農家や販売所から購入することを可能にするシステムを開始したCaricoCaféConnoisseur社のとりくみを紹介しました。
国際協力として身近なフェアトレードのような取り組みに対してブロックチェーンが透明性を担保することで、より多くの人々に参加してもらう機会を創出することが可能であるという記事でした。

https://blockchain-biz-consulting.com/media/wp/fair-trade/
全体の傾向として、サプライチェーンに関する記事が注目を集めました。これは現時点でブロックチェーン技術において透明性という特性が最も関心を集めているという結果といえるかもしれません。

透明性は間違いなく有用な特徴の1つですが、ブロックチェーンの特徴はもちろん透明性だけではありません。今後様々なプロジェクトがリリースされていく中で注目される点は次々に変わっていくでしょう。現在注目されている特徴を活かしたプロダクトに着手するのもいい手ですし、先を見据えてニッチな分野に挑むのも先駆者利益を得る可能性を広げます。

令和も当ブログはさまざまなブロックチェーンビジネスの活用事例をシェアしてまいります。知識やチャンスを得るきっかけとしてご愛用いただければ幸いでございます。

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