【2023~2024年最新版】NFTの国内活用事例を紹介

【2023~2024年最新版】NFTの国内活用事例を紹介

『NFTの活用事例が知りたい』
『国内の最新NFT事情は?』

一時期の熱狂的なNFTブームは落ち着きましたが、NFTはその後もさまざまな場面で活用が始まっています。国内ではどんな事例があり、どんな使われ方がされているのでしょうか?

そこで今回は、2023~2024年最新版のNFTの国内活用事例をまとめました。

この記事を読めば、国内のNFT最新事情を効率的に把握できます。

ブロックチェーン開発のおすすめパートナー

株式会社リッカ

<<あわせて読みたい>>

【NFTとは?】ブロックチェーンとの関係性や活用事例をわかりやすく解説

目次

【2023~2024年最新版】NFTの国内活用事例

2023年~2024年における国内のNFT活用事例をご紹介していきます。

ブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」。選手を育ててバトルやミントを楽しむGameFi

2023年1月12日、「キャプテン翼」のキャラクターがNFTとなって登場するブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」がリリースされました。さまざまな選手がNFTカードとして販売され、その選手を育成したり、他のカードとミント(合成)したり、他のプレイヤーとカードバトルができたりします。バトルに勝ったり、NFTカードの売買をしたりすることで、ユーティリティトークンであるTSUBASAUTを稼ぐこともできるPlay to Earn(遊びながら稼ぐ)の仕組みを取り入れています。

2023年11月には、アプリ版の配信が発表されたり、ガバナンストークンであるTSUGTが国内暗号資産取引所の「BITPOINT」に上場されたりしました。

https://www.bitpoint.co.jp/news/info/info-2023111401/

今後は、クローズドなファンミーティングの開催やトークンホルダー限定のNFTの配布などの特典を得ることができます。

世界的なプロサッカー選手であるイニエスタ選手や長友佑都選手もアンバサダーとして参画しています。「キャプテン翼」は世界的に有名なIPとなりますので、今後は世界中で「キャプテン翼 -RIVALS-」がプレイされるようになるかもしれません。

https://tsubasa-rivals.com/ja/

参考:https://www.4gamer.net/games/663/G066376/20230306091/

日本酒をNFT化! マーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」がサービスローンチ

https://sakeworld.jp/nftguide/

2023年12月13日、日本酒の NFT マーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」がサービスローンチされました。購入者は酒造で作られたお酒の引き取り券をNFTで保有し、自分の好きな時にお酒と引き換えたり、他のユーザーにNFTを売買したりすることができます。

お酒は新酒としても人気が高いですが、昨今は熟成されたお酒も人気です。熟成された銘酒は非常に価値が高く、高額で取引されるケースも増えています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000068455.html

「SAKE WORLD NFT」では、NFTを活用することで、購入者だけでなく酒造にもメリットがあります。NFTを活用すれば、お酒が転売(2次流通)されることによって取引金額に応じた一定のロイヤリティを受け取ることができるようになります。また、新しいお酒を企画する際には、事前にNFTを発行して資金調達をすることも可能になります。

日本酒は国内はもちろん、世界中で人気が高まっています。世界中で「SAKE WORLD NFT」が取引されれば、日本酒の価値はますます高まることが期待されます。

https://sakeworld-nft.com/

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000068455.html

スクウェア・エニックス、NFTプロジェクト「SYMBIOGENESIS」を正式開始

2023年12月21日、スクウェア・エニックスは同社初のNFTコレクティブルアートプロジェクト『SYMBIOGENESIS』を正式に開始しました。『SYMBIOGENESIS』は、多数のキャラクター(NFTコレクティブルアート)が共生する浮遊大陸のなかで、プレイヤー同士の戦略的行動と物語の考察を楽しむブロックチェーンゲームです。

ユーザーは、物語の舞台となる浮遊大陸に突如襲ってきた「竜」に対抗すべく、ストーリーやヒントを読みながら謎解きを進めていきます。公式Discordでユーザー同士が情報を交換し合いながら物語を進めたり、隠されたアイテムを探す新機軸のファンタジーアドベンチャーです。

https://www.jp.square-enix.com/company/ja/news/2023/html/f73c25e5a538904d4462371103c30e7e9999c002.html

キャラクターNFTを保有することによって、ゲーム内のランキングが上位になり、クエストに成功した場合に追加報酬が獲得できます。また、ゲーム内のアイテムはNFTマーケットで売買することもできます。

スクウェア・エニックスは日本はもちろん、ドラクエやファイナルファンタジーなどのゲームで世界的に有名であるため、「SYMBIOGENESIS」も世界中にユーザーを拡げ、NFTの活発な取引が行われるようになるかもしれません。

https://symbiogenesis.app/

参考:https://www.coindeskjapan.com/213330/

NFTを全国約1000か所の自販機で販売!『24karat ウォレット』とサイネージ型自販機『AIICO』

2023年12月22日、『24karat ウォレット』とサイネージ型自販機『AIICO』が共同でNFT販売を開始すると発表しました。2024年2月よりテスト販売を開始する予定です。

全国に配置されているおよそ1000台のサイネージ型IoT自販機『AIICO』と『24karat ウォレット』が連携することで、手軽にNFTを購入できる体験を提供します。『AIICO』はターミナル駅や大型商業施設、ゲームセンター、飲食店などに配置されていて、月間で延べ1億人にリーチすることができます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000085097.html

アプリダウロードを必要とせず、WEBアプリ上でNFTをミントしてウォレットに格納するため、誰でも手軽にNFTを入手することができます。好みのNFTを見つけてから購入するまでに最短30秒というスムーズな購買体験が可能なので、これまでNFTに親しみがなかった方でも簡単にNFTの購入や保有が可能となります。

よりライトなユーザーがサイネージ型自販機『AIICO』を通じてNFTを体験できるため、NFTホルダーのコミュニティへの新規参加者が増えたり、ユーザー間のNFTの売買がより活発になったりすることが期待されます。

新規NFTプロジェクトの参入も強力に支援していくため、よりプレミアムなNFTの販売をしていくことが予定されています。

参考:https://www.neweconomy.jp/posts/360701

武蔵野大学とイトーキがNFTを活用した学習成果証明システムの運用を開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000067788.html

2023年12月14日より、武蔵野大学ではイトーキと共同で開発したNFTによる学習成果証明システムの運用を開始しました。企業のインターンシップに参加した学生の学習成果をNFTで発行することで、学生は自身の能力を就職活動時のアピール材料として企業や団体に証明することが可能になります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000067788.html

これまではインターンシップに参加したという事実しか示すことができなかった学生が、学習成果を証明するNFTを利用することで、学習履歴や自身が評価された能力を客観的に就職希望の企業に証明できます。

これにより、今まで以上にインターンシップに参加する意義が増し、就職活動で学生自身が自信を持って自己アピールができることが期待されています。

https://www.zaikei.co.jp/article/20231219/750521.html

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000067788.html

カシオ「VIRTUAL G-SHOCK NFT」販売!2000個がすでに完売

2023年11月28日、カシオ計算機は「G-SHOCK」の未来の耐衝撃構造をバーチャル空間で表現したNFT「VIRTUAL G-SHOCK NFT」を12月15日から限定2,000個販売すると発表しました。

2023年9月には、Discord内コミュニティへの参加権となる無料NFT「G-SHOCK CREATOR PASS」を配布しており、様々な共創企画もすでに開催しています。また、「G-SHOCK CREATOR PASS」保有者は「VIRTUAL G-SHOCK NFT」を先行販売期間に優先的に購入することができます。

https://www.casio.co.jp/release/2023/1128-virtual-gshocknft/

販売されるNFTは、バルーンをコンセプトに「G-SHOCKが風船に包み込まれ、自由に舞う様子」をイメージした『VGA-001』が1000個、リーフスプリングをコンセプトに「G-SHOCKがバネの力で勢いよく弾き返す未来の耐衝撃構造」を表現した『VGA-002』が1000個となっています。

なお、すでに「VIRTUAL G-SHOCK NFT」は完売となっています。

https://www.casio.co.jp/release/2023/1128-virtual-gshocknft/

参考:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1550345.html

ANA、NFT商品売買サイト「ANA GranWhale NFT MarketPlace」がお客様体験価値を向上

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202305/20230530.html

2023年5月30日、ANA NEOと全日本空輸(ANA)は、エアライングループとして世界初となるNFTマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」を開設しました。

ANAのNFT商品第1弾として航空写真家のルーク・オザワ氏初のデジタル写真の販売、第2弾でボーイング787初号機の特別塗装機と当時デザイン案として検討されていた幻のデザインをNFT販売しています。

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202305/20230530.html

第1弾のルーク・オザワ氏のNFTは完売、第2弾で発売された787番がついたNFTは7870円でオークション形式で発売したところ、4万9787円で落札されたとのこと。その後もさまざまなNFTコレクションが販売されています。

ANAでは、日本各地の特産品などのNFT商品化を視野に入れながら、「ANA GranWhale NFT MarketPlace」を通じて、地域や海外を含めたお客様体験価値の向上を目指していく予定となっています。

https://nft.ana-granwhale.com/

参考:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00830/00008/

まとめ 2023~2024年最新版のNFTの国内活用事例について

今回は、2023~2024年最新版のNFTの国内活用事例をまとめました。

NFTの事例は海外のものが多いですが、日本でもさまざまな形でNFTの活用が進んでいます。NFTはアートだけでなく、ゲームアイテムや参加証、証明書はもちろん、金融や実物資産への活用も広がっています。

今後も本メディアでは、NFTの最新トレンドをまとめ、定期的にお届けしていく予定です。

<<あわせて読みたい>>

【2023~2024年最新版】NFTの国内活用事例を紹介

NFTメディアサイトの紹介

NFTに関する情報は、専門メディア NFT Media にて詳しく紹介されていますので、参考にしてください。

NFT Mediaは、NFTに関する最新情報をお届けする国内最大級のNFT専門メディアです。

URL:https://nft-media.net/page/2/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次