EXPO 2025 大阪・関西万博を盛り上げるデジタルウォレットの取り組みを紹介

https://www.expo2025.or.jp/digitalwallet

EXPO 2025 大阪・関西万博では、デジタルウォレットを使った機運醸成の取り組みが盛んに行われています。

キャッシュレス決済が進む現在において、EXPO 2025に向けた最新の取り組みがどのような新しい体験を提供するかを紹介していきます。

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目次

「EXPO 2025 デジタルウォレット」とは?

https://expo2025-wallet.com

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「EXPO 2025 デジタルウォレット」サービスは、2023年11月1日から運用が開始されました。「EXPO 2025 デジタルウォレット」は、2025年に開催される大阪・関西万博のデジタル体験を提供するためのアプリです。

このウォレットは、キャッシュレス決済やポイント管理、NFTの収集といった機能を備え、万博開催前から多くの場面で万博を盛り上げ、大阪・関西万博への参加意欲を高めるために活用されています。

「EXPO 2025 デジタルウォレット」サービスを利用すると、EXPOイベントに参加するデジタルパスポートになる『ミャクミャクSBT』がプレゼントされます。さらに、毎月ログインで1970年の大阪万博を振り返る『EXPO’70 NFT』も手に入ります。

「EXPO 2025 デジタルウォレット」の主な機能

「EXPO 2025 デジタルウォレット」の主な機能は以下の5つです。

  • つかう(ミャクペ!)
  • ためる(ミャクポ!)
  • あつめる(ミャクーン!)
  • つながる(Web3ウォレット/SBTデジタルパスポート)
  • たのしむ(ミャクミャクリワードプログラム)

つかう(ミャクペ!)

ミャクペ!は、万博会場内で利用できるキャッシュレス決済機能です。

クレジットカードや銀行口座からチャージして使える「EXPO 2025 デジタルウォレット」の電子マネーとなります。Visaのタッチ決済対応なので、万博会場の内外を問わず、タッチ決済対応の全国のVisa加盟店で利用できます。

ためる(ミャクポ!)

ミャクポ!は、「EXPO 2025 デジタルウォレット」を利用して購入やイベント参加をすると、利用状況に応じてポイントが貯まり、特典と交換できるシステムです。

SDGsや万博に関するさまざまな取り組みに参加すると独自のポイントが貯まり、貯まったポイントを使って万博限定商品やサービスなどに利用できます。

あつめる(ミャクーン!)

ミャクーン!は、「EXPO 2025 デジタルウォレット」に関連したサービスの利用で得られる特別なNFTです。

イベント参加やミャクぺ!利用などの万博アクションで、公式キャラクターであるミャクミャクのNFTなどがゲットできます。

つながる(Web3ウォレット/SBTデジタルパスポート)

Web3ウォレットは、万博に関連したSBT・NFTを保管・管理することができる機能です。

保有しているNFTを二次元コードで簡単に友だちと交換したり、会場外での万博に関連したスタンプラリーやイベントの参加証明SBT(ソウルバウンドトークン:Soul Bound Token)を活かした特典が受けられます。

たのしむ(ミャクミャクリワードプログラム)

「ミャクミャクリワードプログラム」は、「EXPO 2025 デジタルウォレット」の利用者がミャクペ!やミャクポ!を利用したり、万博へ参加することでステータスを獲得し、ステータスごとに様々な万博を楽しむベネフィットを受け取れるプログラムです。

7月開始の第1弾では、ミャクペ!をチャージすることによりステータスが上がり、ステータスに応じた万博オリジナルミャクーン!を獲得できます。

第2弾(10月予定)では、ミャクペ!チャージに加えて様々な体験でもステータスアップできるようになり、ステータスもLEGENDまで追加される予定です。ベネフィットも万博オリジナルミャクーン! に加え、万博会場内での特別な体験・サービスが獲得できます。

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「EXPO 2025 デジタルウォレット」を活用した取り組みの紹介

EXPO 2025 大阪・関西万博では、「EXPO 2025 デジタルウォレット」を活用したさまざまなサービスやイベントを行っています。

「関西地域3空港周遊スタンプラリー」

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240710-02/

「HashPort」と「ANA」が共同で実施する「関西地域3空港周遊スタンプラリー」は、2024年7月10日から2025年1月10日まで行われる大阪・関西万博「EXPO 2025 デジタルウォレット」と連携したイベントです。

大阪国際空港(伊丹空港)、関西国際空港、神戸空港の3つの空港で開催され、参加者はそれぞれの空港で異なるデザインのコイン型NFT(非代替性トークン)を収集することができます。NFTはデジタル資産として所有権を証明できる技術で、「関西地域3空港周遊スタンプラリー」に参加すれば、デジタルウォレットの利便性や楽しさを体験できます。

スタンプラリーで配布するNFTは、株式会社クロス・カンパニー(通称クロスチーム)の障がい者アーティストとデザインオフィス(株式会社KUZE DESIGN)が関西地域をイメージして共創した、万博特別デザインの一部をコイン型に切り抜いた画像作品です。

各空港(大阪国際空港、関西国際空港、神戸空港)に設置された専用端末で、デジタルウォレットを使用してコイン型NFTを取得します。各空港ごとにNFTのデザインが異なるため、コレクションする楽しさも体験できます。

3つの空港のNFTをコンプリートすれば、航空写真家ルーク・オザワ氏の撮影による特別なNFTが獲得できます。限定デザインであり、特別な価値を持つNFTとなっています。

「関西地域3空港周遊スタンプラリー」に参加することで、関西の周遊とNFTのコレクションが同時に楽しめるという新しい価値が提供されます。

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240710-02/

「EXPO 2025 デジタルウォレット」の共創型会員証サービス「トークンディスカバリープログラム」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000094621.html

一般社団法人関西イノベーションセンターと株式会社HashPortは、「EXPO 2025 デジタルウォレット」の事業連携サービスとして、「トークンディスカバリープログラム」を、2024年7月下旬より順次リリースすると発表しました。

「トークンディスカバリープログラム」は、「EXPO 2025 デジタルウォレット」の一環として提供される新しい会員証サービスです。このプログラムでは、企業や自治体がWeb3技術を活用して、独自の会員証(SBTメンバーシップ)を提供します。

さまざまな場所で獲得する「SBT」や「トークン」、また今後発行予定の「バッジSBT」など受け取り、トークンディスカバリー内の限定特典やサービスを受けることができます。

「トークンディスカバリープログラム」の仕組み

SBTメンバーシップ機能

参加企業や団体ごとに、ユーザーに会員証としての「ソウルバウンドトークン(SBT)」が発行されます。これは個人に紐づけられ、移転不可能なデジタル証明書です。

SBTランクUP機能

ユーザーがイベントに参加したり、特定のバッジSBTを集めることで、メンバーシップのランクが上がります。ランクが上がると、抽選で当たるクーポンやチケットなどの特典がグレードアップします。

SBTチャレンジ機能

イベントに参加すると、その参加証明としてバッジSBTが付与され、さらにトークンが得られます。このトークンを使って、特典が当たるガチャを楽しむことができます。

「トークンディスカバリープログラム」によってさまざまな企業や自治体、団体が“共創”し、地域・自治体のファンやリピーターを創出することを目指しています。また、企業間の事業連携を加速することで、大阪・関西万博の機運醸成や新たな顧客体験の提供を目指します。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000094621.html

WebX2024とEXPO2025デジタルウォレットがコラボ『割引コード配布キャンペーン』

https://lp.expo2025-wallet.com/events/webx2024.html

「EXPO2025デジタルウォレット」は、WebX2024の運営組織である一般社団法人WebX実行委員会と連携し、EXPO2025デジタルウォレットユーザー限定割引コードの配布キャンペーンを開催します。

「WebX2024」のイベント前日(2024年8月27日(火))までにEXPO2025デジタルウォレットをダウンロードした方を対象に、WebX2024のチケットが20%OFFになる割引コードが配布されます。また、WebX2024の会場では、(公社)2025年日本国際博覧会協会、SBI ホールディングス株式会社、株式会社HashPortの各ブースで会場限定NFTが配布されます。

「WebX」は、ブロックチェーン、暗号資産、その他のWeb3技術に従事する企業・プロジェクトや、起業家・投資家・政府関係者・メディアなど、Web3に関心を寄せる人々が一同に会するアジア最大規模のグローバルカンファレンスです。WebX2024は、2024年8月28日(水)・29日(木)にプリンスパークタワー東京で開催されます。

EXPO2025デジタルウォレットの「お知らせ」欄に掲載される、本キャンペーン専用の「WebX2024」チケット申込ページより申込みが必要となります。WebX2024のチケット割引コードは、「EXPO2025デジタルウォレット」の通知欄より確認することができます。

なお、会場限定NFTを全て集めたユーザーには、来年のイベント割引特典などがプレゼントされる予定です。

https://lp.expo2025-wallet.com/events/webx2024.html

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まとめ EXPO 2025 大阪・関西万博を盛り上げるデジタルウォレットの取り組みについて

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20231113-01

今回は、EXPO 2025 大阪・関西万博を盛り上げるデジタルウォレットの取り組みについて紹介しました。

「EXPO 2025 デジタルウォレット」は、キャッシュレス決済機能があるだけでなく、ポイントを貯めたり、使ったり、SBTやNFTを活用できる大阪・関西万博のデジタルウォレットです。

大阪・関西万博の開催は、2025年4月13日(日) – 10月13日(月)の184日間となりますが、事前にさまざまなイベントやサービスが「EXPO 2025 デジタルウォレット」などを通じてリリースされます。「EXPO 2025 デジタルウォレット」を活用して、一足先に大阪・関西万博が提供する新しい体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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