NFT活用の国内成功事例7選【2024年最新版】

NFT活用の国内成功事例7選【2024年最新版】

本記事では、国内でNFTがどのように活用されているのかまとめていきます。現在、国内海外問わず、非常に多くのNFTの活用事例が誕生しています。加えて、NFTの活用事例は刻々と変化するため、最新の情報を取りたい人も多くいることでしょう。

そこで今回は、NFT活用の国内成功事例7選を紹介します。この記事を読むことで、NFT活用のヒントを掴むことができ、今後の活動に活かせることでしょう。

2024年最新版の実証実験やリリースに成功した国内NFT事例となります。

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NFT活用の国内成功事例7選【2024年最新版】

ここではNFT活用の国内成功事例を7つに絞り、それぞれの特徴や具体的なサービス内容を解説していきます。

障害のある人と共創するNFTアートの販売を開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000068011.html

株式会社日本総合研究所と社会福祉法人わたぼうしの会が、障害のある人と共創するNFTアートとしてNFTプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトの目的は、障害のある人たちが好きな仕事に就いたり、創造性を発揮できたりする機会が少ないという課題を解決することです。NFTを通じて外部と障害福祉の現場が繋がれる場の提供を行い、より多くの人に障害福祉に関心を持ってもらいたいという願いがあります。

わたぼうしの会が主催するワークショップにて、障害のある人とない人が外部のデザイナーと共に100種類の「グッドジョブさん」と呼ばれるNFTを作成しました。NFTのデザインは顔や手のパーツが100種類、体のパーツが100種類ありコンピューター上でランダムに生成されます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000068011.html

販売当時の価格はイーサリアムで3,300円相当でした。販売収益はわたぼうしの会に分配され、障害のある方への還元と運営維持費に充てられます。

Good Job! Digital Factory:https://nft.goodjobcenter.com/

PR記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000068011.html

博報堂と日本航空、web3を活用して地域の関係人口創出を目指す「KOKYO NFT」実証実験第2弾を開始

https://twitter.com/Kokyo_nft/

2024年2月から株式会社博報堂と日本航空株式会社は、共同で国内外の購入者を地域の関係人口に変えていく「KOKYO NFT」という実証実験第2弾を開始しました。

2023年2月に開始された第1弾の実証実験は、地域の特別な体験をNFT化することにより、体験の貴重性を向上させ、地域企業と体験者を繋ぐことを目的として行われました。

第2弾では、地域の現物資産に注目し、まだ世界に広まっていない日本の魅力的な体験や工芸品の認知拡大を目的として実験が行われました。

https://x.com/Kokyo_nft/

第2弾でNFT化されたものとしては、北海道の洞爺湖にて春から夏にかけて行われる「洞爺湖ロングラン花火」、福井の伝統工芸「越前打刃物」、茨城の最高峰の日本酒と言われる「雨下-uka-の生酒」を直接酒蔵で味わうことができる体験などです。また、海外でも有名な「折り紙」を通じて、ゲーム感覚でNFTを体験できるキャンペーンも開催されました。

KOKYO NFT:https://www.kokyo-nft.jp/ja

PR記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP667981_V00C24A2000000/

NFT所有者向け宿泊サービス「LIFULL STAY」を開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000440.000033058.html

LIFULL STAYとは、年に一度お気に入りの宿泊施設に泊まれる会員券NFTを購入できるサービスのことです。

会員券NFT保有者は、通常価格よりもお得に施設を利用できる他、優先的に予約を取ることも可能です。また、会員券NFTはNFTマーケットプレイスで取引ができ、会員権NFTの人気が高まれば売却益を得ることも可能となります。

LIFULL STAYサービス開始の背景には、近年の空き家件数の増加に対する対策が急務であることが理由として挙げられます。

総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」によると、全国で空き家は約849万戸、空き家率は13.6%と過去最高の水準となっており、野村総合研究所の試算では2038年には全国の住宅の3軒に1軒が空き家になると予測されています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000440.000033058.html

具体的にどのようにLIFULL STAYサービスが空き家の課題を解決していくのかを解説します。

まず、空き家を再生し施設として宿泊できるようにします。次に、会員権NFTを発行、購入してもらい、お得に施設を利用してもらいます。これらの流れで施設利用者が増加すれば、その地域の活性化にも繋がっていく可能性があります。

NFT会員券の価格は、平日3泊コースで78,540円〜になっています。

LIFULL STAY:https://stay.lifull.jp/

PR記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000440.000033058.html

【清水清三郎商店】NFT受取機能付き「作(ZAKU)シリーズ」出荷開始

SBIトレーサビリティ株式会社は、2024年4月1日から「SHIMENAWA(しめなわ)」が導入された清水清三郎商店株式会社の「作(ZAKU)シリーズ」の出荷が開始されることを発表しました。SHIMENAWAとは、現物資産とデジタル情報の強固な紐付けを可能とするトレーサビリティ・サービスです。

日本酒とNFTを紐づけることによって、日本酒の醸造元の酒造会社を証明できる真贋証明機能や日本酒がいつ開封されたか把握ができる開封検知機能、出荷先情報の紐付けが可能な正規品管理機能などが実現できます。これらの情報はブロックチェーンと紐づき、購入者の携帯アプリでいつでも確認することが可能です。

https://www.sbitraceability.co.jp/news/news_20240329.html?_ga=2.193220013.1026038668.1718939724-1529969325.1718939724

お酒をただ販売して終わりではなく、NFTを活用して様々なデータを管理することで、日本酒のブランド保護やロイヤリティ向上にも繋がるでしょう。また、現物の日本酒ラベルをコレクションする人が多くいる中で、NFTの活用でデジタル上で簡単に現物資産保有の証明ができ、管理も容易になるとして注目されています。

SHIMENAWA:https://service.sbi-shimenawa.com/

PR記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000013931.html

『STARDOM』のメタバース空間で装備可能な「STAR★VERSE モーションNFT」を発売

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007638.000014827.html

ソフトバンクは、NFTマーケットプレイスのNFT LABにて「STAR★VERSE モーションNFT」を2024年3月28日より販売開始することを発表しました。STAR★VERSE モーションNFTとは、女子プロレス『STARDOM』所属29選手の3Dアバターにモーション装備を可能にすることができるモチーフのNFTです。

購入したNFTは、ソフトバンクが業務提携している株式会社360Channelが提供するメタバースの「WEBmetaverse」にて使用することができます。実際にメタバースでアバターを動かしモーションを見て楽しむことが可能になっています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007638.000014827.html

どの選手のアバターにもモーションを装備させることができるため、好きな選手のを得意技を別の選手で試すこともできます。NFTを活用した新たな取り組みは、プロレス業界の認知拡大と女子プロレスラーの新しい収入源として注目されていくでしょう。

STAR★VERSE モーションNFT:https://static.multi.vsp.mb.softbank.jp/arsquare/stardom/index.html

PR記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007638.000014827.html

「川越ボーイズ・シング」のNFTアートを返礼品に 川越市

埼玉県川越市は、NFTアートをふるさと納税の返礼品として採用したことで話題になりました。NFTは、川越市を舞台にした高校の男性合唱部を描いたアニメの「川崎ボーイズ・シング」のキャラクターです。川越市は人気アニメのNFTを返礼品にすることで、地域の観光復興に繋げることを目的としています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000130610.html

1種類200枚用意されたNFTの寄付額は1枚3万円です。購入者特典として市役所などに設置されたバーコードを読み込むことで、追加でNFTアートがもらえる仕組みになっています。市の担当者は、「バーコードの設置場所は今後増設予定であり、川越観光を促してくれるきっかけ作りになる」と期待しています。

川越ボーイズ・シング:https://ice-official.com/gallery/kawagoe/

PR記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000130610.html

コロプラ傘下ブリリアンクリプト、Coincheck INOで「つるはしNFT」を5月29日に販売開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000021553.html

株式会社Brilliantcryptoは、コインチェック株式会社の提供するCoincheck INOにて、Brilliantcryptoをプレイするために必要なアイテムのつるはしNFTの購入申し込みを開始すると発表しました。Brilliantcryptoとは、「持続可能なPlay to Earn」の実現を目的とするブロックチェーンゲームであり、ツルハシのNFTを活用して宝石や輝石を掘っていくという内容となります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000021553.html

また、ゲーム内で獲得した宝石やNFTのツルハシは$MATICや$BRILを使用してユーザー間で交換することもできます。

パートナーには、CoinCheckはもちろん、サッカーチームで有名なパリサンジェルマンも加入しています。先日$BRILがコインチェックのIEOで上場に成功したこともあり、今国内で一番注目されているブロックチェーンゲームと言えるでしょう。

つるはしNFT :https://corporate.coincheck.com/news/iIXVve-Z

PR記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000021553.html

まとめ NFT活用の国内成功事例7選【2024年最新版】について

ここまで、国内の最新NFT活用事例をまとめてきました。

本記事からも分かるように、NFTは多種多様な業界で活用され始め、メディアでも当たり前のように目にするようになりました。また、活用方法もユニークなものが多く、日々新しいNFTの活用事例が誕生しています。

日本から世界にNFTの良さが広まり、NFT業界のさらなる発展に繋がることが期待されます。今後も本メディアでは、定期的に国内の最新NFT活用事例を紹介していきます。

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