今や手軽な寄付金制度として知られるふるさと納税ですが、返礼品としてNFTを提供する新しい取り組みが全国各地で広がっていることをご存知ですか?
『ふるさと納税NFTってなに?』
『どんな企業、自治体が展開しているの?』
とお悩みの方向けに、今回は株式会社あるやうむ様の事業を取り上げて紹介いたします。(以降、敬称略)
ふるさと納税NFTとは
ふるさと納税NFTは、従来のふるさと納税にデジタル技術の要素を組み合わせた新しい携帯であり、寄付者は独自のデジタルアセットや特典を獲得します。これにより、地域コミュニティと寄付者の新たな結びつきを生成し、地域経済や文化の活性化に繋げることができます。
また、NFTを活用することで透明性のある取引や柔軟なリワードを行えることから注目を集めています。
【株式会社あるやうむ】とは
株式会社あるやうむは北海道札幌市に本社を置く「NFT×地方創生」をミッションとし、地域間格差を解消する活動を続ける企業であり、前述したふるさと納税NFT事業を運営しております。
会社名 | 株式会社あるやうむ |
代表者 | 畠中 博晶 |
所在地 | 札幌市北区北38条西6丁目2番23 カトラン麻生302号室 |
設立日 | 2020年11月18日 |
事業内容 | キャラクターグッズの製作及び販売事業 NFTを活⽤したWebサイトの構築及びコンサルティング |
コーポレートサイト | https://alyawmu.com/ |
【株式会社あるやうむ】が展開するふるさと納税NFT
株式会社あるやうむが運営するふるさと納税NFTは、2022年5月に北海道余市町を始めとして現在では14の自治体に展開されています。
展開されているNFTの中には、国内最大級のNFTプロジェクト「CryptoNinja Partners」とコラボしたふるさと納税の返礼品企画として、対象の観光地に設置されているQRコードを読み取ると絵柄が変化する仕組みを持つものもあります。これにより、観光業の活性のきっかけとすることもできます。
【活用事例】
- 和歌山県白浜町
- 特産品の梅干しや真鯛、川添茶をモチーフにし、背景には白良浜、三段壁、円月島をあしらった合計222種類のNFTを発行。白浜町を訪れることで「NFTアートの絵柄が変化する仕掛け」も実装。
- 滋賀県甲賀市
- 甲賀市は忍者発祥の地として知られており、忍者NFTコレクションを展開するCNPと相性がいいコラボとして話題となった。甲賀流リアル忍者館へ訪れると、甲賀コーラがもらえる保有者特典がある。
まとめ
今回は、ふるさと納税NFT事業を展開する株式会社あるやうむを紹介しました。
ふるさと納税NFTは、地方自治体がNFT技術を活用し、ふるさと納税の寄付者に対してデジタル資産や特典を提供する新しいアプローチです。これにより、支援者は地域振興の一環としてユニークなデジタルアセットを取得でき、自治体は寄付を促進し地域の課題に対処する手段として活用しています。ふるさと納税NFTは、寄付者と自治体との間で相互の利益を生む新たな形態の協力となりつつ、デジタル技術が地方社会への貢献に役立つ可能性を広げています。
地域の活性化に繋げる手段の1つとして注目したいサービスです。
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