資金調達はブロックチェーン技術で安心安全に。クラウドファンディングにおける導入事例。

クラウドファンディングとブロックチェーン技術のイメージ画像
クラウドファンディングは資金調達の一つで、不特定多数の人がインターネット経由で他人や組織に現金での資金提供や協力を行うことをいいます。
暗号資産の技術を使った資金調達のICOは資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが、
独自のトークンを発行・販売することで資金調達をするという方法ですが、クラウドファンディングとICOは似て非なるものです。

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目次

クラウドファンディングとICOの違い

ICOは出資方法に暗号資産を使い、出資者に提供するものもトークン(暗号資産)を扱っているのに対し、クラウドファンディングは出資方法は現金、出資者に提供するものは商品や特典・サービスです。
また現在、日本ではICOの法整備が整っておらず、詐欺的なものが多いのも現実です。今回は人々のために設立されたクラウドファンディングを見ていきます。

昨年2018年に、クラウドファンディングとブロックチェーン技術が融合したプラットフォーム、WHIRLが立ち上がりました。
「世界を一つにするために」という目的のもと、精鋭メンバーを集まり調査、開発と厳密な法審査を通過したのちに、クラウドファンディング業界では初となるブロックチェーン技術が融合したプラットフォームが完成しました。

ブロックチェーンをベースに開発されているため、地域や銀行などの中央管理者を介することなく、
いつでもどこでも誰でも利用することが可能で、仲介料や手数料が発生することはありません。
また投資金額、日時なども永久的に記録されることにより、出資者への対価もきちんと支払われます。

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クラウドファンディングのメリット

このWHIRLは世界を一つにする、という目的のために開発されたプラットフォームなので家族や友人に寄付を募る、高額でリスクを伴う金融ローンを申し込むなどの方法を避けつつ、人々が夢の実現や社会的な責任を果たすための資金を調達をより達成しやすくしています。

資金調達の目的も医療からビジネスベンチャーまで、正当な理由があればどんな目的であれ利用することが可能です。
さらにブロックチェーン上の記録は権利がある者しかその情報を確認することができないので、それぞれの情報機密性は保たれます。
なおかつ出資者同士は互いの出資状況を確認することができるので、透明性を担保しながら資金調達が進みます。

クラウドファンディングは、「ビジネスを始めたいが、資金がない」「実績がないため融資がおりない」といった企業が資金調達を可能にする方法です。

このクラウドファンディングにブロックチェーン技術を導入することによって、起案者、出資者どちらにもコストや安全性においてメリットがあります。効果的に資金調達を行うことができるようになれば、さまざまなビジネスチャンスが広がっていきます。

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