インドでのブロックチェーン教育について

インドはインフラや環境面など整っていない面も多くありますが、IT産業の発展が加速しております。そんなインドで、ブロックチェーン教育が促進されているようです。

目次

インドとブロックチェーンについて

ブロックチェーンというと仮想通貨をイメージされる方が多いですが、その活用は仮想通貨から非金融領域のビジネスへとシフトチェンジしています。IT産業の発展が加速しているインドでは、特に今後のブロックチェーン活用が注目されており、未来の技術者を育てるためにも、学生への教育体制が強化されております。

インド国内のブロックチェーン教育について

教育格差が課題となっているインドですが、インド経営大学アーメダバード校では、ブロックチェーンについての選択科目が用意されていて、学生の内にブロックチェーンの知識を得るチャンスが与えられています。
また、国家プロジェクトNPTELでは、優秀な学生の集まるインド工科大学とインド理科大学の講義を全ての学生が受講できるよう、オンラインで無料配信を実施しているようです。農業や建築、環境など様々なコースが用意されていますが、その中でNPTELはIBMと協力して、ブロックチェーンのオンラインコースを提供しています。4-6年後には、育成された多くの優秀なブロックチェーンエンジニアが輩出されるのではないでしょうか。
https://nptel.ac.in/

学校での教育体制についてご紹介しましたが、オンラインでも様々な教育サービスが展開されています。インストラクターによって実施されるもの、受講後には修了証明書が発行されるもの、学習後に仕事を紹介されるものなどがあります。
https://www.henryharvin.com/blog/blockchain-certification-training-courses-in-india/

 

専修大学様の講義事例紹介

ブロックチェーン技術者の育成の場として注目されているインドについてご紹介しましたが、日本でも既に有料セミナーやオンライン学習などが始まっています。ビジネスシーン以外でも話題となっているブロックチェーンに興味を持つ学生が増えてきており、トレードログでは、 今年1月に専修大学様にて講義を実施させていただきました。実際の講義後に行ったインタビューについて、こちらでご紹介しております。
https://trade-log.io/events/#events-interview-1

 

まとめ

今回はブロックチェーン教育についてご紹介しました。
ブロックチェーン教育には、遠隔での授業や専門の講師、レベルに合わせたプログラムの用意など、まだまだ課題はありますが、学生のうちに技術力を身につけることでコロナ禍などの社会情勢に左右されない就職活動にもつながるのではないでしょうか。

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