ブロックチェーンは業界問わずその技術導入により、安全性や効率を格段に向上させる可能性を大いに秘めています。
これはギャンブルやカジノ業界も例外ではありません。
オンラインカジノ・ギャンブルは、スマートフォンの普及や実店舗の減少に伴い、成長を遂げています。
この記事では、オンラインカジノ・ギャンブル業界におけるブロックチェーンの可能性について解説していきます。
カジノやギャンブルが抱える課題とは?
カジノやギャンブルは、海外で非常に人気が高いです。
しかし、そもそもカジノやギャンブルに対して詐欺・不正行為というイメージを持っている人は多く、アメリカでは「The house always wins」(結局勝つのはカジノだ)という表現もあるほどです。
実際に詐欺や不正が行われていたという事例もあり、ユーザー離れが進んでいることも否めません。
カジノやギャンブルにとって透明性はユーザーの増減、収益獲得において重要であり、透明性が担保されない場合、最終的にはカジノ、ギャンブルはお金を失い、倒産、撤退という事態を迎えます。
つまり、カジノやギャンブルにおいても、法的規制を遵守すること、プレイヤーからの信頼を得ることが重要になります。
ブロックチェーンがカジノやギャンブルの課題を解決する
公平性やコンプライアンスが求められるカジノやギャンブルにおいて、ブロックチェーン技術を導入すれば、透明性を確立しプレイヤーとの信頼関係を築くことができます。
オンラインのカジノ・ギャンブルはその名の通り、実際にそのゲームが行われている場にいくのではなく、あくまでもスマートフォンやパソコンなどからインターネットを通じて行います。
一部の悪徳なオンラインカジノ・ギャンブルではゲームマスターもプレイヤーも互いの情報をリアルタイムで知ることができなかったが故に、安心してゲームを行うことができませんでした。
本来受け取れるはずの配当金を受け取れなかったり、逆にイカサマプレイヤーに必要以上の金額を支払ったりするなど、不正の温床になっていました。
しかし、カジノやギャンブルに関する情報(責任元、資金、代表者名、投資額、勝敗率)をブロックチェーン上に記録しておけば、
複数人で管理、チェックができるので、投資金を巻き上げられて、逃げられるということはありません。
また、プレイヤーの方の情報も記録されているので、各プレイヤーの配当金なども公平性が保てます。
曖昧になりがちな勝敗率や配当金に関しても、ブロックチェーンにすべて記録されていれば永久的に残ります。プレイヤー同士もダイレクトに互いの勝敗をチェックできれば、プレイヤー側の不正も防ぐことができます。
まとめ ブロックチェーンがオンラインカジノやギャンブルの公平性を担保する
カジノやギャンブルにおいては、ゲームマスター、プレイヤー双方の信頼関係が構築されてこそ、ゲームとしての本来の楽しみを享受することに繋がります。
オンラインであれば、運営元はトラブルやエラーのために人的コストを割くこともありません。コスト削減にもつながり、安定した運営をすることが可能になります。
また、カジノやギャンブルは一瞬にして多額のお金が動きます。ブロックチェーンを用いることで、運営元もプレイヤーも高い透明性の元でゲームができます。
ブロックチェーン技術を活用すれば、オンラインカジノやギャンブルが、余暇産業として今後大きく成長する可能性を秘めています。
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