英国ではAI事業従事者よりもブロックチェーン事業従事者の平均年収が高い

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英国ではAI事業従事者よりもブロックチェーン事業従事者の平均年収が高い

ブロックチェーンイメージ画像

Blockchain.Newsで、Capital on Tapによるレポート「The Disruption of Disruptive Tech(刷新なテクノロジーの変革)」について解説されました

このレポートは、2020年初頭の変革的技術における統計情報となっており、クラウドコンサルティング、サイバーセキュリティ、ビジネスインテリジェンス、AI(人工知能)、仮想現実と拡張現実(VR等)、モノのインターネット(IoT)、ブロックチェーン、機械学習が変革的技術とされています。

各技術の国別事業数ランキング

where are the most disruptive tech businesse?
Source: Capital on Tap

こちらの表は、国別に各分野の事業社数をランキングにしたもので、全分野において米国が1位となっています。
今回はランクインしていませんが、昨今、中国もブロックチェーン事業に力を入れており、中国企業のブロックチェーン特許出願件数は、米国の3倍に達していると言われています。
また、習近平国家主席が、ブロックチェーン技術の標準化を進め、中国の国際的な発言力やルール制定力を高めることに意欲を示しているという点を鑑みると、今後中国でブロックチェーン事業社数は増える可能性は高いと推測されます。

ブロックチェーン事業従事者の平均年収

which are the highest paying and most in-demand disruptive tech roles?Source: Capital on Tap

このレポートで着目すべきは各変革的技術事業のイギリスにおける技術専門の正社員の雇用数と平均年収です。

Capital on Tapによると、 ブロックチェーン事業従事者の平均年収はイギリスで最も高く(GBP 75,000 約1000万円)、次いで、ビッグデータ(GBP 70,000 約930万円)と機械学習(GBP 65,000 870万円)と続いています。

LinkedIn®によると、ブロックチェーンは2020年の最も需要の高いハードスキルの1つとされています。
上記平均年収の数値は、イギリスのものですが、今後ブロックチェーンのプロフェッショナル人材の需要が高まることは想像に難しくありません。
最近では大手企業もブロックチェーンを取り入れた事業を展開していたり、複数の企業が合同でブロックチェーンプラットフォームの開発に着手したりと、着実に国内にも「ブロックチェーン」が浸透してきています。

 

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