金属と鉱業会社はブロックチェーンソリューションで世界経済フォーラム(WEF)と協力

鉱山、金属産業がブロックチェーンを活用した実証実験をスタート

土地開発イメージ画像

世界的に有名な7つの大手鉱業と金属産業と世界経済フォーラム(WEF)は、金属の部品調達に関するブロックチェーンを用いた各国企業が参加するイニシアティブを開始しました。

世界経済フォーラム(WBF)とは、経済、政治、学究、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界、地域、産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組む、独立した国際機関です。ジュネーヴに本部を置きスイスの非営利財団の形態を有して1971年にスイスの経済学者クラウス・シュワブにより設立されました。

今回のイニシアティブの目的は、各種資源とともに関連する炭素排出量を監視・追跡するブロックチェーン・ソリューション構築についての調査を行います。

また、設立メンバーとして、タタ・スチール(Tata Steel)、アントファガスタ・ミネラルズ(Antofagasta Minerals)、ユーラシアン・リソース・グループ(Eurasian Resources Group Sarl)、グレンコア(Glencore)、クロックナー・アンド・コー(Klockner&Co)、ミンスールSA(Minsur SA)、アングロ・アメリカン/デビアス(Anglo American/De Beers[Tracr])が参加します。

同イニシアティブは、この取り組みにより、参加企業間でリソースとコストも削減できるようになると期待しています。

また同時に、この業界における非効率性と相互に関わる運用性の欠如に取り組んでいくという、より大きな目的も達成できると考えています。

 

WEFは下記のように述べました。

「新しいイニシアティブは、鉱山、金属業界によって、業界のためにプロジェクトを推進していきます。参加メンバーは、ガバナンスに関連する問題を検討し、ケーススタディを開発し、ワーキンググループを設立します」

ブロックチェーンプラットフォームの実証実験を計画

さらに同イニシアティブはまず、ブロックチェーン・プラットフォーム向けの共同実証実験(PoC)の展開を計画しています。

WEFは上記のブロックチェーンプラットフォームと専門知識を提供して、鉱山、金属業界がブロックチェーン技術の影響と可能性をより理解できるようにサポートすると説明しました。

 

アントファガスタ・ミネラルズ(Antofagasta Minerals)のCEOであるイワン・アリアガダ氏を含む業界パートナーによって歓迎され、下記のように述べました。

「このコラボレーションと実証実験により、ブロックチェーンがどのように、サプライチェーン管理の効率を高め、相互に関わる運用性の欠如を改善するのか、透明性や消費者の信頼など、特定のサプライチェーン管理リスクに対処します。また、二酸化炭素排出などの環境への影響に関する重要なデータの統合などの実例を提供することを願っています。」

 

また、WEFの鉱業および金属産業の責任者であるヨルゲン・サンドストローム氏は、下記のように述べました。

「業界は、製品の高度な持続可能性トレーサビリティに対する消費者、株主、規制当局からの増大する要求に応えながら、鉱物と原材料の増大する需要に対応する必要があります。」

そして、ユーラシアン・リソース・グループ(Eurasian Resources Group Sarl)のCEOであるベネディクト・ソボトカ氏は、ブロックチェーンテクノロジーを使ってのコラボレーションは、責任ある調達を強化するための業界の取り組みに役立つと述べました。

世界的大手の鉱業、金属産業のブロックチェーンソリューションの構築の分野でも、コンソーシアムを形成して、ブロックチェーン技術は実証実験として開発が進められています。

最後に、WEFは2019年7月に企業のブロックチェーン技術の導入の利点に関する査定ガイドを公開するなど、ブロックチェーンの導入に向け積極的に活動していて、今後の動向には目が離せません。

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