『ブロックチェーン×競馬ゲームのメリットは?』
『NFT化されることで今までと何が変わるの?』
ブロックチェーンは、競馬ゲームにも新しい体験を提供できる可能性があります。仮想通貨を使ったり、競走馬をNFT化したりすることで、これまでにはない競馬ゲームの体験が可能です。しかし、ブロックチェーンゲームにはリスクも伴いますので注意が必要です。
そこで今回は、ブロックチェーン×競馬ゲームのメリットや注意点を解説します。
この記事を読めば、安全にブロックチェーン×競馬ゲームを楽しむ方法がわかります。
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「ブロックチェーン×競馬ゲーム」とは?
「ブロックチェーン×競馬ゲーム」は、従来の競馬ゲームにブロックチェーン技術を組み合わせたものです。ブロックチェーンは、仮想通貨ビットコインを実現した分散型台帳技術ですが、ブロックチェーンをゲームに活用すれば、これまでに実現できなかった新しい体験をユーザーに提供することができます。
ブロックチェーンによって競馬ゲームが変わる主なポイントは以下の3つです。
- NFT化された競走馬やアイテムの所有と売買が可能になる
- スマートコントラクトによって取引が自動化される
- プレイヤー同士の交流が活発になる
それぞれを解説します。
NFT化された競走馬やアイテムの所有と売買が可能になる
競馬ゲームにブロックチェーンが組み合わさることで変わる1つ目のポイントは、NFT化された競走馬やアイテムの所有と売買が可能になることです。
競馬ゲームに登場する競走馬やアイテムをNFT化することで、ユーザーは所有と売買が可能になります。NFTとは、Non-Fungible Tokenの略で、日本語では非代替性トークンと訳されます。ブロックチェーン上に、ゲームに登場する競走馬やアイテムの情報とその所有者、所有履歴、取引価格などを記録することで、改ざん不可能な形で情報を保存することができます。
これにより、デジタルデータであっても所有や移転を正確に記録できるので、オンライン上で取引することが可能になります。レアな競走馬やアイテムは希少価値が高まり、ゲームの面白さを格段に高めることができます。
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スマートコントラクトによって取引が自動化される
競馬ゲームにブロックチェーンが組み合わさることで変わる2つ目のポイントは、スマートコントラクトによって取引が自動化されることです。
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上に組み込むことができる自動取引プログラムです。一定の条件を満たすことで、契約や支払いを自動実行できます。
例えば、競馬ゲーム内のオークションやNFTマーケットプレイスで競走馬を安全に取引することができます。契約の成立と支払いを同時に行うことができるので、入金やデータの引き渡しが遅延することはありません。また、取引条件さえ満たせば確実で安全な取引ができるので、お互いの信頼性を確認しあう必要もなくなり効率的です。
契約や支払いが自動実行できれば、運営者が仲介したり、取引を監視したりする必要がないため、取引手数料も安く済ませることができます。
スマートコントラクトはブロックチェーンならではの仕組みです。ブロックチェーンを活用することで、競馬ゲーム内での取引を安全かつ安全に行うことができます。
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プレイヤー同士の交流が活発になる
競馬ゲームにブロックチェーンが組み合わさることで変わる3つ目のポイントは、プレイヤー同士の交流が活発になることです。
ブロックチェーンに記録されたウォレットや分散型IDの履歴を確認すれば、信頼性の高いユーザーと活発に交流することが可能です。
例えば、これまでに競走馬を育てたり売買したりした履歴が確認できれば、ゲーム内で信頼できる相手であることがわかります。ブロックチェーンに記録された取引履歴などの情報は改ざんや消去が難しいため、信頼性の高いユーザーを選んで交流することができます。
競馬ゲームそのものを楽しむだけでなく、さまざまなユーザーと安心して交流が楽しめるようになるのも、ブロックチェーンをゲームに活用することで大きく変わるポイントです。
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競馬ゲームにブロックチェーンを活用するメリット
競馬ゲームにブロックチェーンを活用する主なメリットは以下の3つです。
- 仮想通貨を使って競走馬の育成やレースへの参加などが楽しめる
- 競走馬NFTやトークンの価格上昇が期待できる
- ゲームの透明性が高まり、不正を防止することができる
それぞれを解説します。
仮想通貨を使って競走馬の育成やレースへの参加などが楽しめる
競馬ゲームにブロックチェーンを活用する1つ目のメリットは、仮想通貨を使って競走馬の育成やレースへの参加などが楽しめることです。
ブロックチェーンゲームでは、仮想通貨をゲーム内で使用できるようになります。プレイヤーは、競走馬の育成に課金することができます。また、育成した競走馬をレースに参加させることも可能です。
仮想通貨取引所を通じて法定通貨と交換ができる仮想通貨であれば、レースや競走馬の育成などで遊びながらお金を稼ぐ(Play to Earn:プレイトゥーアーン)も可能となります。
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競走馬NFTや仮想通貨の価格上昇が期待できる
競馬ゲームにブロックチェーンを活用する2つ目のメリットは、競走馬NFTや仮想通貨の価格上昇が期待できることです。
競馬ゲーム内で流通する競走馬NFTや仮想通貨は、ゲームの人気が高まることで取引価格の上昇が期待できます。競走馬NFTや仮想通貨の取引価格が上昇すれば、売却することによって利益がでる可能性があります。
競馬ゲームを楽しむだけでなく、競走馬NFTや仮想通貨の上昇を見込んで、価格が低いうちに買い集めておくという投資的な楽しみ方も可能です。
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ゲームの透明性が高まり、不正を防止することができる
競馬ゲームにブロックチェーンを活用する3つ目のメリットは、ゲームの透明性が高まり、不正を防止することができることです。
ブロックチェーンに記録されるデータは、あとで改ざんすることが極めて困難です。また、これまでの取引履歴なども残すことができ、安全に情報を共有・活用することができます。
これにより、ゲーム内でユーザーや運営者が不正を働くことが困難となり、データの信頼性が高まります。例えば、不正なユーザーや悪質な運営者がいたとしても、レースの結果を不正に改ざんすることは事実上ほぼ不可能です。
透明性の高いデータがやりとりされることで、ユーザーは安心して競馬ゲームを楽しむことができます。
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ブロックチェーン×競馬ゲームの事例
2024年2月時点のブロックチェーン×競馬ゲームの最新事例をご紹介します。
※ここで紹介するゲームの安全性や信頼性を当サイトが保証するものではありません。
ブロックチェーン競馬ゲーム『UNIVERSAL STALLION(ユニバーサル・スタリオン)』
UNIVERSAL STALLION(ユニバーサル・スタリオン)は、ブロックチェーン技術を活用した競馬ゲームです。ユーザーは、馬主となって伝説の名馬を自分好みに育てることや実在する血統を組み合わせて強い競争馬を育てることができます。
競走馬がレースに勝利すれば賞金やアイテムを獲得できるほか、引退後も種付け権や繁殖牝馬を取引することで、仮想通貨を稼ぐこともできます。
正式リリース前の段階ですが、基本プレイは無料でできるようになります。また、リリースに先駆けてガチャチケットの無料配布企画を行ったり、Amazonギフトカードのプレゼント企画を行ったりしていますので、最新情報は公式Xをチェックしてみてください。
NFT競馬ゲーム「METAHORSE(メタホース)」
METAHORSE(メタホース)は、NFT競走馬を使って勝利を目指すブロックチェーンゲームです。競走馬をレースで出走することによって経験値を獲得でき、競走馬の能力を向上させることができます。
NFT競走馬はNFTマーケットプレイスで売買が可能となりますので、ゲームやゲーム内競走馬の人気が高まれば、遊びながら稼ぐ(Play to Earn)ことも期待できるでしょう。
METAHORSE(メタホース)の最新情報は公式Xで配信されています。レース結果の確認やプレゼント企画への参加もできますので、公式Xをチェックしておきましょう。
https://twitter.com/MHORSE_official
ZED RUN(ゼッドラン)
ZED RUN(ゼッドラン)は、NFTの競走馬を育成したり、レースに参加させて賞金を稼いだりすることができるブロックチェーンゲームです。
レースに強いNFTの競走馬をかけ合わせれば、さらに強いNFTの競走馬を誕生させ、レースで稼ぐことができるかもしれません。また、ゲーム内で流通する仮想通貨ZEDは、上場後に価格が急騰した経緯もあり、今後の動向に注意が必要です。
NFTの競走馬のオーナーになって、強い競走馬を育ててみたい方におすすめの競馬ゲームです。多くのユーザーがZED RUN(ゼッドラン)を楽しんでいますので、最新情報を公式Xでチェックしてみてください。
ブロックチェーン×競馬ゲームの注意点
ブロックチェーン×競馬ゲームで遊ぶ場合は、以下の注意点をしっかりと押さえておきましょう。
- 賭博罪に該当する可能性がある
- NFTや仮想通貨の価格が下落するリスクがある
- プレイに関することはすべては自己責任となる
それぞれを解説します。
賭博罪に該当する可能性がある
ブロックチェーン×競馬ゲームの1つ目の注意点は、賭博罪に該当する可能性があることです。
国内法に基づき国内で開発された「ブロックチェーン×競馬ゲーム」であれば、法律に抵触する可能性は低いです。しかし、海外で作られた競馬ゲームの場合や国内で開発された競馬ゲームであってもコンプライアンスが守られてない場合は、賭博罪に該当する可能性があります。
海外のゲームであっても、国内からアクセスして賭け事をする場合は賭博罪に該当する可能性があります。特に、オンライン競馬ゲームの馬券購入、有料ガチャ、合成(ミント)には注意が必要です。
「賭博」とは、2 人以上の者が、偶然の勝敗により財物や財産上の利益の得喪を争う行為をいう。①「偶然の勝敗」により、②「財物または財産上の利益」について、③「得喪を争うこと」とされています。
刑法 185 条では「賭博をした者は、50 万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない」と規定されています。
参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/sports_content/pdf/005_05_00.pdf
NFTや仮想通貨の価格が下落するリスクがある
ブロックチェーン×競馬ゲームの2つ目の注意点は、NFTや仮想通貨の価格が下落するリスクがあることです。
ブロックチェーン×競馬ゲームで流通するNFTや仮想通貨は、ゲームの人気が衰退すると価格が下落する可能性があります。購入時の価格よりも相場が下落すれば、大きな損失を被る可能性があるため注意が必要です。
仮想通貨の取引やNFTの相場の動きに慣れるまでは、必ず余裕資金の範囲内で少額から始めることをおすすめします。
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プレイに関することはすべて自己責任となる
ブロックチェーン×競馬ゲームの3つ目の注意点は、プレイに関することはすべて自己責任となることです。
競走馬NFTの取引やゲーム内の仮想通貨の管理、レースの勝敗などは、すべてプレイヤーの自己責任となります。ブロックチェーン×競馬ゲームのリスクを十分に認識していないと、思わぬトラブルや損失を抱える可能性があるため注意が必要です。
例えば、仮想通貨やNFTを管理するウォレットにログインできなくなった場合、誰も救済することができません。また、運営元が破綻してしまったり、フィッシングサイトにログインして詐欺にあってしまったりする可能性もあります。
基本的なパスワードやウォレットのシークレットリカバリーフレーズの管理は厳重に行いましょう。万が一に備え、仮想通貨やNFTの購入は少額から始めることも大切です。
ブロックチェーンゲームで遊ぶ際は、何かあっても自己責任となってしまいますのでご注意ください。
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まとめ ブロックチェーン×競馬ゲームについて
今回は、ブロックチェーン×競馬ゲームについて解説しました。
ブロックチェーンを活用することで、これまでにない競馬ゲームが楽しめるようになりました。NFT化された競走馬の育成や売買、レースへの参加などで、遊びながら稼ぐ(Play to Earn)ことが可能になったからです。
ただし、ブロックチェーン×競馬ゲームでは、詐欺にあったり賭博罪に該当してしまったりするリスクがあります。また、仮想通貨取引が初めての方は、海外取引所を利用するのは難しい場合があります。
ブロックチェーン×競馬ゲームで遊ぶ場合は、国内で作られた信頼性の高いゲームを利用することが大切です。また、仮想通貨の売買については、安全性の高い国内取引所から始めることをおすすめします。
株式会社リッカ
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